日々是読書

暇をも手余した無能なニートが本を読んで、感想を書く日記

まんがでわかる ラッセルの幸福論

ここ最近、幸福とは何かとよく考えるので読んでみたが、入門書としては分かりやすかったが、主張が楽観的すぎて、『そう思えたら苦労しねーよ』としか思えなかった。
言いたいことも『嫌われる勇気』と大体一緒、『今を生きろ』に近い。
ある程度ど充実はしているけど、何か生活が物足りない人向け。
逆に、鬱やブラック企業、トラウマ、虐待、毒親、いじめ、パワハラで苦しんでいる人には辛くなるだけ。
これ読んで、『悩み』が解決した、生きるのがラクになったと言う人はあまり深刻か悩みを抱えてない人。
あくまで啓発本。
これは入門書なのである程度、意訳されている。実際の幸福論はもっと色々と掘り下げているのかもしれない。
まんがでわかる ラッセルの『幸福論』の読み方 (まんがでわかるシリーズ)