日々是読書

暇をも手余した無能なニートが本を読んで、感想を書く日記

ワンダー

本屋で紹介されていたので読んでみた。
主人公はオーガストという名の奇形児の男の子。
差別や偏見などに苦しみながらも家族や友人に支えられる物語。
良い本ではあったが、そこまで感動はしなかった。
なんというか、よくも悪くもアメリカ的なストーリーなので最終的にある種のご都合めいた終わりかたをしてしまう。そこが長所でも短所でもある。
終わりよければ全てよし的な。
視点は主人公のオーガストだけではなく、姉や友人などコロコロ変わる。個人的に姉視点が良かった。
あと、スターウォーズの名前や話が当たり前のように出てくる。詳しい人はフフッてなるけど、詳しくない人には『?』が浮かんでしまうだろう。
ワンダー Wonder